
足底腱膜炎は炎症が原因ではありません
足の裏が痛い。
整形外科や接骨院へ行くと、ほぼ例外なく「足底筋(腱)膜炎」と診断されます。
しかし当院では、足底腱膜炎の痛みの原因は炎症ではないと考えています。
なぜなら、炎症が原因であれば1~2週間程度で治るはずだからです。
1か月、2か月と続く足裏の痛みの原因が炎症というのはありえません。
一般的に言われている足底腱膜炎

一般的には、足底腱膜に負荷がかかり炎症が起こることで痛みが出ると説明されます。
陸上競技や球技、長時間の歩行や立ち仕事、合わない靴、硬い地面でのトレーニング。
さらに扁平足や外反母趾、筋力不足や柔軟性不足も原因とされています。
だから安静にしましょう、ストレッチをしましょう、インソールを入れましょうとなります。
しかし現実はどうでしょうか。
なかなか治りません。
最終的に体外衝撃波を勧められることもありますが、それでも改善しないケースが多いのが現実です。
足の裏の痛み=足底腱膜炎?
足の裏が痛い=足底腱膜の炎症。
この考え方は本当に正しいのでしょうか。
本来、足底腱膜炎は毎日激しく運動するような人に起こる疾患です。
普通に生活しているだけで炎症が起こるほど、足裏は弱くありません。
それでも運動していない人が「足底腱膜炎」と診断されている現実があります。
例えば、
・朝の一歩目が痛い
・少し歩くと楽になる
・座ったあと動き出しが痛い
炎症なら使えば悪化するはずです。
しかし実際は動くと軽減する。
炎症がその時だけ治まる?
炎症の痛みならありえません。
当院が考える本当の原因
足底腱膜炎の原因は足裏にはありません。
一般的には扁平足や外反母趾などの変形が原因と説明されることもあります。
しかしそれが本当なら、扁平足や外反母趾の人は全員足底腱膜炎にならなければおかしいはずです。
実際には、偏平足でも痛みのない人は大勢います。
同じように、外反母趾があっても痛みのない人は大勢います。
つまり偏平足や外反母趾は原因ではありません。
当院が重視しているのは次の部位です。
・足首の硬さ
・大腿(太もも)の硬さ
・股関節の硬さ
特に大腿の硬さは重要です。
大腿は身体の中でも大きな筋肉です。
ここが硬くなると、下腿から足裏にまで過剰な負担がかかります。
腰痛にも深く関与します。
足裏をいくら揉んでも治らない理由は、原因がそこにないからです。
間違った治療法
一般的な処置は以下の通りです。
ステロイド投与、電気治療、温熱療法、インソール、テーピング、安静指示。
タオルギャザーなどの足裏トレーニングもあります。
しかしこれらは自然治癒を待っているだけです。
原因が解消されなければ、再発を繰り返します。
当院の施術方針
当院では「どの動作で痛むのか」を徹底的に確認します。
寝起きに痛いのか、歩き始めが痛いのか、長時間歩くと痛いのか。
そこから本当の原因を特定します。
多くの場合、足裏ではなく大腿や股関節、足首に原因があります。
大腿を徹底的に緩めることで、足底の痛みは改善します。
足裏を直接強く刺激することは行いません。
足底腱膜炎は施術で改善します。
その効果は最短1回です。
まとめ
足の裏の痛み=足底腱膜炎ではありません。
炎症が原因であれば1~2週間程度で治ります。
もし長引いているのでしたら、原因は他にあります。
また、偏平足も外反母趾も足底腱膜炎の原因にはなりません。
足裏をいくら処置しても治らない場合は他の原因を考えるべきです。
現在の治療で改善が見られない場合は、一度セカンドオピニオンをお勧めします。