
変形性膝関節症は年齢や軟骨が原因ではありません
膝の痛みで悩んでいる方は非常に多く、当院にも日々多くの方が来院されます。
特に多いのは、年齢を重ねた女性の方です。
「立ち上がる時に痛い」「階段の昇り降りがつらい」「長く歩くと膝が痛くなる」など、日常生活に直結する症状が多く見られます。
膝の内側が痛い方もいれば、裏側が痛い方、膝全体が重く動かしづらいという方もいます。
こうした症状で整形外科を受診すると、ほとんどの場合こう言われます。
「軟骨がすり減っていますね」
「年齢のせいですね」
そして診断名は変形性膝関節症です。
しかし当院では、軟骨のすり減りや年齢が膝の痛みの原因ではないと考えています。
一般的な診断について
一般的には、レントゲンやMRIで膝の状態を確認し、軟骨の厚みや関節の隙間を確認します。
そして、ある程度の変形や隙間の減少が見られると「変形性膝関節症」と診断されます。
ですが、ここで一つ考えてみてください。
ある程度年齢を重ねれば、誰でも多少は軟骨が薄くなります。
それなのに、痛い人と痛くない人がいます。
さらに重要な事実があります。
軟骨には痛みを感じる神経が通っていません。
なので、軟骨がすり減っただけで、強い痛みが出ることはありません。
また、ご年配の方で右膝は痛いけど左膝は痛くない方がいらっしゃいます。
片方だけ痛い方が存在する以上、年齢は原因になりません。
右膝も左膝も同い年です。
条件は同じはずなのに片方だけ痛い。
つまり、膝の痛みの原因が軟骨や年齢にあるという説明には無理があるのです。
膝の痛みの本当の原因
では、膝の痛みはどこから来ているのでしょうか。
当院では、筋肉や筋膜の硬さによって膝が正しく動いていないことが原因だと考えています。
膝は単独で動く関節ではありません。
太もも、股関節、骨盤、足首、足の指まで、全身が連動して初めてスムーズに動きます。
そのどこか一部が硬くなると、膝の動きがわずかに乱れます。
そのズレが続くことで、膝周囲の筋膜が引っ張られ、痛みとして現れます。
膝そのものが壊れているわけではありません。
膝を動かしている他の部分に問題があるのです。
一般的な治療と当院の考え方
一般的な治療としては、痛み止めやヒアルロン酸注射、電気治療、温熱療法、筋力トレーニング、リハビリなどが行われます。
しかし、これらに即効性がないのはなぜでしょうか。
それは、膝の動きのズレを調整していないからです。
痛みを一時的に和らげることはあっても、原因が残っていれば再発します。
当院では電気治療やテーピング、マッサージに頼りません。
原因となっている筋肉や筋膜を特定し、そこを調整します。
すると膝の動きは本来の状態に戻り、痛みは消えていきます。
変形性膝関節症の痛みは施術で改善するのです。
その効果は最短1回です。
手術について
症状が進行すると、関節鏡手術や骨切り手術、人工膝関節置換術が提案されることがあります。
ですが、一度メスを入れた体は元には戻りません。
骨と骨が直接ぶつかるほどの重症例を除き、手術が必要なケースはほとんどありません。
実際に手術を勧められた方でも、施術で大きく改善しています。
まとめ
膝の痛みの原因は軟骨のすり減りではありません。
年齢も関係ありません。
膝を動かす筋肉や筋膜の硬さにより、膝関節の位置がズレて正しく動けていないことが原因です。
完全な骨折や過度な骨同士の衝突がない限りは、変形性膝関節症は施術で改善します。
現在の治療に疑問を感じている方や手術を進められている方は、一度セカンドオピニオンをおすすめします。