シンスプリントとは?
画像引用元:すねが痛い原因や考えられる病気には何がありますか?|すねが痛い
シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)は、脛骨(すねの骨)の内側に沿って痛みが出るスポーツ障害です。
別名として「過労性脛部痛」「脛骨内側症候群」とも呼ばれます。
症状としては、次のようなものがあります。
- 屈伸をすると、脛の内側に鈍い痛みが走る
- ジャンプや背伸びをすると、スネの下のあたりに違和感や痛みが出る
- 走っていると、スネの下の内側部分に痛みを感じる
- 歩くだけでも、内スネの下のほうが痛む
- 脛の内側下部を軽く押すだけで強い圧痛がある
このような症状が出ていれば、シンスプリントの可能性が高いです。
「運動し始めは痛いが途中で痛みが消え、終わるとまた痛くなる」なんていう方もいらっしゃいます。
一般的な治療で治らない理由
多くの医療機関では、以下のような治療が行われます。
- スポーツを中止して安静
- 患部へ湿布・痛み止め
- 患部へ超音波や電気治療
- 患部へマッサージやストレッチ
- インソールや足底板での矯正
- 姿勢や骨盤のバランス調整
これらは、いわゆる「標準的な型どおりの対応」ですが、ほとんどのケースで改善されません。
まず、安静とは自然に治るのを待っているだけです。
湿布は安静と同じです。湿布は痛みを麻痺させるだけですので、痛いと感じさせずに自然に治るのを待っているだけです。
超音波や電気はマッサージと同じです。血流を良くして自然治癒力を高めて自然に治るのを待っているだけです。
インソールは痛みが出にくいように矯正して自然に治るのを待っているだけです。
姿勢や骨盤の矯正は、それっぽく感じますが、姿勢が悪くても骨盤が歪んでいてもシンスプリントではない人がほとんどです。
つまり、姿勢も骨盤もシンスプリントの原因ではありません。
腕自慢の治療院でも治らない
腕に自信がある治療院でよく言われる治療ポイントとしては、
- 後脛骨筋が硬いから緩めるましょう
- 骨膜の炎症だから安静にしましょう
などがありますが、いずれも痛みの原因ではありません。
後脛骨筋はいくら緩めても治りません。
原因ではない場所へアプローチしているので、自然に治るのを待っているのと同じです。
また、シンスプリントの原因は骨膜の炎症ではありません。
本当に炎症しているのなら、炎症は傷のようなものなので自然に治るはずです。
しかし実際はいくら通っても治らないか、治ったとしてもそれまでに時間がかなり掛かったのではないでしょうか?
当院の考えるシンスプリントの原因と施術
シンスプリントの原因は患部にはありません。
当院では原因部位をすでに特定しているので、痛みをその場で改善可能です。
実際、早ければ初回の施術で痛みが取れます。
安静も不要ですので、そのまま競技を続けていただいて結構です。
「治るまで安静にしましょう」と言われている方。
何週間も通っているのに変化が見られない方。
シンスプリントは、安静にしなくても施術で治ります。
今通っている治療院に不安があるようでしたら、一度セカンドオピニオンをおすすめします。