大田区雑色、骨の出っ張りがないオスグッドが1回の施術で改善。治し方とは?

改善事例 股・膝 オスグッド

オスグッドについて

10代 大田区雑色から来院。

2週間前からサッカー中に左膝が痛む。

整形外科を受診するとオスグッドと診断を受ける。

安静を指導されるがサッカーのセレクションがあり安静に出来る時間はない。

ネットで当院を見つけ来院。

画像引用|オスグッド・シュラッター病|ザムスト

施術1回目。

まずは「どの動きで膝に痛みが出るのか?」を確認していきます。

足を踏み込むと痛む。

しゃがんでも痛い。

次に痛む場所である患部を診ていきます。

患部を見るとあまり出っ張りがない。

というか出っ張ってない。

通常のオスグッドは脛骨粗面と呼ばれる部分がボコッと出っ張っています。

まれにこの様な出っ張っていないオスグッドがあることは過去に施術経験がある為知っていました。

この様なオスグッドは患部には原因がないことがほとんどです。

痛む原因を特定していきます。

痛みのない右に比べて痛みのある左足首の方が硬さがある。

後は膝を伸ばすと強い痛み。

足首と膝周りの靱帯に痛みを出している原因があると推測しました。

ですので今回は

足首のアライメントを整え可動域を正常にする。

◯膝周りの靱帯を正常にする。

◯股関節を調整することで踏み込んでも膝に負担がかからない様にする。

この3つをコンセプトに施術を行います。

まずは膝周りの靱帯を調整していきます。

膝を構成している靱帯は体の中でも非常に大きい靱帯もあります。

この靱帯に問題があると成長痛の大きな原因になります。

そもそも成長痛というのは「骨が急速に伸びる力」とスポーツなどで鍛えられた「筋肉の縮む力」がぶつかることで発症する症状です。

画像引用|成長痛とは|アイメディカル鍼灸接骨院

靭帯も縮むことで骨の伸びる力とぶつかりオスグッドの大きな原因になってしまうのです。

ですのでオスグッドの場合まずは膝周りの靱帯を正常に戻す必要があります。

靱帯は非常に強靭な組織ですので少しマッサージしたりくらいでは絶対に緩まない組織です。

一気に靱帯を正常に戻すテクニックを使う必要があります。

靱帯を正常に戻した後は足首と股関節を調整していきます。

足首と股関節を調整し右と左で左右差がないか確認していきます。

足首と股関節の調整後は左右差がなくなりました。

この状態で一度痛みを確認していきます。

すると踏み込んでも全く痛みがない。

しゃがむとほんの少しだけ痛みがある。

長期的に痛みがあると脳で痛みを感じるレベルが下がりますので、普段は感じない痛みでも痛みを感じやすくなってしまいます。

画像引用|閾値の意味とは?|TRANs.Biz

専門用語で痛みの閾値が下がっている状態です。

これは慢性の肩こりや腰痛がクセになりやすい原因でもあります。

このほんの少し残る痛みを取るには脳にアプローチをする必要があります。

しゃがんでも脳が痛みを感じない様に動きを促していきます。

このアプローチ法の後にしゃがんでみると全く痛みがない。

施術1回での改善です。

念の為もう一度施術を指導して施術1回目は終了です。

施術2回目

前回から引き続き膝の痛みは全くない。

今回は痛みがないのでコンディショニング調整をして終了です。

当院ではオスグッドをはじめとする成長痛にも安静を指示せずに施術にて改善、完治に導いています。

成長痛は施術で治る。」これは当院が実際の臨床経験で得た結論です。

当院ではRMTという施術を使い安静を指示せずに、オスグッドをはじめとした成長痛やスポーツに関連する痛みに対応しております。

オスグッドをはじめとした成長痛、スポーツに関連する痛みは当院にお任せ下さい。

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