しゃがむと痛む膝と腰が施術1回で痛みゼロ。

改善事例 股・膝 背中・腰 変形性膝関節症 腰痛

40代 大田区大森から来院。

2ヶ月前から腰と左膝に強い痛み。

特にしゃがむと膝が痛い。

日常動作で椅子から立ち上がる、座る動きでも膝が痛む。

膝の関節に熱があり腫れもある。

整形外科に行くと膝関節水腫と診断。

整形外科で膝の水を3回ほど抜くも痛みが改善せず。

ネットで見つけた当院に来院。

画像引用|膝に溜まる水は抜いたほうが良い?|中青木整形外科

施術1回目

膝の水を抜いても根本原因を解消しなければ意味がない。

これは当院が実際の臨床で導き出した結論です。

そもそも膝の水は膝の炎症を冷やす為に分泌されるものです。

炎症を起こしている根本の原因を解消しなければ膝の水は分泌され続けます。

この炎症を起こしている原因が、膝に痛みを起こし水が溜まる原因になっていると考えました。

また痛む膝をかばうことで腰に痛みが出ていると判断しました。

まずは膝の状態と動きを確認していきます。

確かに膝が腫れており熱を持っている。

また膝のお皿を上下に動かしてみると強い痛み。

股関節を曲げても膝が痛い。

膝の関節の状態を診てみると少し抜ける感じがする。

膝の関節を始めとした膝の組織全体に問題があると考えました。

ですので

⚪︎膝関節を構成する組織全てを正常にする。

今回は施術コンセプトを1つに絞り施術を行うことに決めました。

膝は関節や靭帯、脂肪体、筋膜、筋肉などが複雑に絡んで構成されています。

画像引用|膝の解剖学|マクダビッド

まずは表面の筋膜から調整を行い次第に脂肪体、靭帯、関節と深い部分にある組織にアプローチしていきます。

体の深い部分にある靭帯や関節は手によるマッサージなどでは絶対にアプローチすることが出来ません。

ですので様々な方法でアプローチし正常にしていきます。

アプローチをしていくと腫れと熱感が明らかに引いてきた。

膝の関節の抜ける感じもない。

この状態で一度しゃがんで膝の痛みを確認していきます。

すると全く痛みがない。

腰の痛みも大丈夫。

施術1回での改善です。

念の為にもう一度治療した方が良いと指導し施術1回目は終了です。

施術2回目

膝は前回から全く痛みがない。

膝の熱感と腫れもほぼなくなっていました。

ただ腰に少し痛みが残る。

膝を長期間かばっていた為、腰にも負担が蓄積していると推測しました。

画像引用|腰の解剖学|マグダビッド

特に図の様な腰を反る動きで痛む。

腰の状態を確認していきます。

そもそも腰というのは体の中心にあり様々な部分の土台になっています。

股関節などの末端部分が正常に動いていないと腰痛になりやすいです。

股関節の硬さが腰痛の原因になるのは今では常識になりつつあります。

ですが今回は股関節は正常でした。

更に診ていくと腰の関節が正常に動いていないことが痛みの原因になっていると考えました。

ですので今回は

⚪︎腰の関節の可動性を正常にする。

⚪︎体全体の連動性をあげ腰に負担がかからない様にする。

この2つをコンセプトに施術を行います。

腰の関節に動きを出す調整を行っていきます。

当院では関節へのアプローチに、俗に言うカイロプラクティックという骨をボキボキする様な技術は使っておりません。

もちろんカイロプラクティックを否定するわけではありません。

当院でも数年前まではカイロでボキボキする様な調整を使っている時期もありました。ですが当院では非常に高齢の方も来院されます。

非常に高齢の方は骨粗鬆症などを発症している可能性もあり、骨をボキボキするのはリスクがあるのです。

ですので今現在は骨や関節などにアプローチする際にもボキボキせずに調整をしていきます。

関節を調整し終えたので次は全身の連動性を出す調整を行っていきます。

これで腰の動きを確認していきます。

腰の痛みがない。

全身の痛みが取れたのでこれで2回目の施術も終了です。

この患者さんは後日、体のメンテナンスで来院していただきましたが痛みは全くないいそうです。

当院ではRMTという施術を使い、膝に水が溜まるなどの症状も根本的に解消させています。

膝に水が溜まる、体の痛みや痺れ不調は当院にお任せください。

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