パニック障害を改善に導きます。パニック障害とは?
パニック症(パニック障害)とは、予期しない突然の強い恐怖や不快感の高まりが生じて、動悸、息苦しさ、吐き気、ふるえ、めまい、発汗などの“パニック発作”を繰り返す病気のことです。
このようなパニック発作は特定の状況で生じることもあるため、発作を避けようとするあまり外出が困難になるなど日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。また、さらなるパニック発作またはその結果について持続的な懸念、または心配(例:抑制力を失う、どうかなってしまう)が生じ、1か月以上持続します(予期不安)。
多くは成人前後に発症しますが、女性のほうがなりやすい病気であるとされています。
当院にもこの様な
・不安感
・何かに追われている気がする
・息が詰まる様な感覚
この様な症状を訴えられる患者さんが来院されます。
この様な症状の原因とは何でしょうか?
一般的に言われている原因
パニック症は、強い恐怖心が突然芽生えて動悸、息苦しさ、吐き気など、さまざまな症状が現れるパニック発作を繰り返す病気のことです。この病気の明確な発症メカニズムは解明されていませんが、脳の延髄と呼ばれる部位の機能に何らかの異常があることによって引き起こされるとの説があります。
延髄には体内の二酸化炭素の量を感知するはたらきがあります。パニック症の人は二酸化炭素のわずかな変化に過剰に反応することで“酸素不足”と誤認識し、呼吸や心拍数が速くなるといった症状が現れると考えられていますが、あくまで“仮説”とされているのが現状です。
当院が考えるパニック障害の原因
パニック症(パニック障害)の原因は、精神的疲労(ストレス)、肉体的疲労、内臓疲労、脳の疲労が極度に達した状態です。
つまりパニック症(パニック障害)という病気は病気ではないのです。
医療機関では症状に病名をつけなければいけないので、パニック症(パニック障害)という病名をつけているのです。
医療機関では来た患者さんに対して、病名をつけ投薬をおこないます。
極度の疲労に達した(慢性的疲労)状態なので、動きたくない、だるい、やる気がおきない 寝られない、食欲がない、不安感,動悸、頭痛など様々な「病気のような」体の症状が表れます。
自分では、気づかないうちに、長年かけて「疲労がたまった」結果が様々な症状として現れているのです。
当院のアプローチ法
鍼灸によるアプローチ
鍼灸は、東洋医学に基づく伝統的な施術法であり、単なる痛みの緩和にとどまらず、自律神経のバランスを整える力を持っています。経絡(けいらく)という体のエネルギーの通り道に沿って、鍼(はり)や灸(きゅう)を用いてツボ(経穴)に刺激を加えることで、体内の機能を調整していきます。
当院では特に、自律神経の乱れに悩まれている方に対して、交感神経と副交感神経のバランスを意識した施術を行っています。交感神経が過剰に働き続けることで引き起こされる不眠・動悸・緊張感といった症状に対し、副交感神経が優位に働きやすくなるような刺激を心がけています
- 特定の経穴(ツボ)への精密な刺激:自律神経の調整に関与する代表的なツボを的確に選び、心身の安定をサポートします。
- 筋肉の緊張緩和と血流改善:深層のこわばりをゆるめることで、内臓機能や神経の働きを促進します。
- 体内の恒常性(ホメオスタシス)の回復:自己治癒力の引き出しを目的としたアプローチを重視しています。
「鍼は痛そう」「お灸は熱そう」といったイメージを持たれることもありますが、当院では刺激を最小限に抑えたやさしい施術を行っており、初めての方でもリラックスして施術を受けていただけます。心地よく眠ってしまう方もいらっしゃるほどです
クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)
クラニオセイクラルセラピーは、アメリカのオステオパシー医学から生まれた施術法で、頭蓋骨(クラニオ)と仙骨(セイクラム)を中心とした神経系へのソフトなアプローチが特徴です。手技は極めてやさしく、わずか5グラム程度の圧で身体の深部へ働きかけます。
この施術の目的は、脳脊髄液(CSF:Cerebrospinal Fluid)の流れを整えることです。脳脊髄液は、脳や脊髄を保護・栄養供給し、神経の働きを健全に保つための潤滑液のような存在です。その循環がスムーズであることが、自律神経の中枢に安定性をもたらします。
- 皮膚・筋膜の微細な動きに反応:わずかな張力の変化を読み取り、身体が求める調整方向に導きます。
- 脳や神経の緊張の解放:深い層のストレスをやさしく解除し、内側からリラックス状態へ。
- 無理のないタッチ:眠ってしまうほど穏やかな手技で、施術後は「ふっと楽になる」感覚を実感される方が多くいらっしゃいます。
鍼灸と併用することで、身体の表面と深部、そして構造と神経の両面から包括的に整えることが可能になります。「なんとなく調子が悪い」「いろいろ試したけど改善しない」そんな慢性不調に悩む方にこそ、このクラニオセイクラルセラピーの穏やかな力を実感していただきたいと考えています。
まとめ|全体を見て根本を整える
パニック症は枝葉の症状として様々な症状が現れます
そしてその症状がずっと続くのではないか?と不安を感じる方もとても多いです。
パニック障害は土台から調整していけいば必ずと言っていいほど改善してくる疾患です。
自然治癒力が出るまで焦らないのがポイントです。
当院では一つ一つの症状を単独で診るのではなく根本の原因にアプローチすることで体の土台から改善させていきます。
木の枝葉は幹から伸びます。幹の調子が悪いと枝葉まで影響が出てしまいます。
色々な症状は枝葉に過ぎません。幹である根本原因にアプローチすることが大切なのです。
当院ではパニック症に対して、根本原因に鍼灸とクラニオセイクラルセラピーでアプローチすることで改善に導きます。
パニック症は当院にお任せください。