30代男性 アメリカに単身赴任中だが日本に戻る際に当院に来院。
2ヶ月前からランニング中に左足を着くと内脛に痛み。
医療機関でシンスプリントと診断。
日本に戻る際に治療を受けようと当院をネットで見つける。
施術1回目
足を踏み込むと痛む。
患部を触ってみるとシンスプリント特有のボコボコ感がある。
シンスプリントは患部にボコボコとした様な圧痛が出ることが多く今回も典型的なシンスプリントと判断しました。
ただシンスプリント言っても原因は人によって変わってきます。
足首の動きを診てみると痛みが出ていない右足首に比べて痛みが出ている左足首の方が動きが硬い。
足首の硬さが大きな原因だと判断しました。
「足首の硬さを創っている組織を正常化させる」「患部のボコボコとした圧痛を正常化させる」をコンセプトに施術を開始します。
まずは足首から調整していきます。
足首は複雑に動く関節です。
その為、関節、靭帯、骨膜、筋膜、脂肪体などのあらゆる組織を正常にする必要があります。
一つずつの組織を入念に調整しながら足首の動きを診ていきます。
右足首と同じくらいの可動域になりました。
次に患部を正常化させていきます。
シンスプリントの患部はボコボコしており圧痛が認められますがマッサージなどは絶対にNGです。
骨膜に問題が起きてボコボコとした圧痛が出来ているのでそこをマッサージなどで刺激するとジワジワと内出血してしまい悪化の原因になってしまいます。
当院では患部を一気に正常化させるすべを持ち合わせていますので、その調整法を使い一気に正常化させます。
この調整でボコボコとした圧痛が取れることも珍しくありません。
一通りの調整が終わったので立って痛みを確認してもらいます。
施術前10割あった痛みが施術後は3~4割程度になりました。
これで1回目の施術は終了です。
施術2回目
前回と同じく足を着いた時の痛みは3〜4割程度になりました。
今回も「足首の硬さを創っている組織を正常化させる」「患部のボコボコとした圧痛を正常化させる」に加えて「外脛骨の圧痛を取る」をコンセプトに施術を開始します。
外脛骨とは過剰骨と呼ばれる骨の一種です。
この骨が痛むことを有痛性外脛骨と呼びます。
今回は動きで外脛骨が痛みことはなかったですが押すと痛みがありました。
この圧痛がシンスプリントの痛みの原因の一つになっていると考えました。
圧痛を取るために組織を正常化させる調整を使い圧痛を取り除きました。
すると外形骨を触っても痛みがない。
立ってシンスプリントの痛みが出る足を着いた時の痛みを確認します。
すると痛みがなくなっていました。
痛みが取れたのでこれで施術は終了です。
シンスプリントは一般的に扁平足や後脛骨筋の硬さが原因とされていることが多いです。
その為、扁平足を治すためにインソールを入れる、足裏の筋肉を鍛えるなどの指導をされることが多いです。
当院では扁平足も後脛骨筋もどちらも関係がないと考えています。
扁平足は悪者にされがちですが生まれついての個性でしかありません。
もし本当に扁平足が痛みの原因であれば施術で何をしても痛みが取れることはないと考えます。
それなのに施術で痛みが取れるのは原因が扁平足ではないからなのです。
当院ではRMTという施術を使い本当の原因にアプローチすることで安静を指示せずに早期の改善、完治へ導きます。
シンスプリントを始めとしたスポーツに関連する痛みは当院にお任せください。