五十肩の原因は脇にあった。

改善事例 肩・首 五十肩

四十肩/五十肩について

40代 大田区平和島から来院。

半年ほど前から左肩が固まる感じがある。

腕が上がらなくなってきた。

それに伴い左肩を動かすと痛い。

捻ると角度によっては激痛が走る。

整形外科を受診すると四十肩と診断される。

整形外科を3ヶ月ほど通院を続けるが改善せず。

息子さんの紹介で当院に来院。

施術1回目

画像引用|肩の解剖学|マクダビッド

まず左肩の動きを診ていきます。

肩を外転の角度は図の様に180度が正常です。

この患者さんの外転角度は70度ほどでした。

屈曲角度も180度が正常ですが90度ほどでした。

外旋も痛みでほぼ出来ない。

典型的な四十肩の症状です。

ちなみに四十肩と五十肩は同じ症状を指しています。

40代なのか?50代なのか?で診断名が変わります。

またこの様な四十肩は自然治癒するまでに通常1~2年かかると言われています。

自然に改善したとしても肩が動きづらい、固まるなどの後遺症が残る場合もあります。

当院では四十肩と五十肩に対しての治療法が確立しているため、ほぼ100%改善、完治まで導くことが出来ます。

確立されているとはいえ原因には個人差もありますので丁寧に診ていきます。

今回の患者さんは痛みが出ている左肩の方が上がっていました。

肩が上がっている、いわゆるすくむ状態ですと常に力んでいる状態になります。

この力みを取る必要があります。

肩の力みはこの患者さんの場合、脇の神経の圧迫が原因でした。

当院ではどの四十肩も五十肩も必ず最後は関節にアプローチしていきます。

ですがアプローチする前に肩周りに神経の圧迫などがあると適切に施術ができないのです。

まずは「脇周りの神経の圧迫を解消する」そして「硬くなった関節のズレを取る」をコンセプトに施術開始。

施術1回目ということもあり脇周りの神経の圧迫を入念に解消していきます。

肩の動きを確認しながら神経の圧迫が取れたことを確認します。

メインにアプローチしなければならない肩の関節をスライドさせながらズレを取っていきます。

この流れで施術することで確実な効果を出します。

肩のズレを取り終わったので一度肩の角度を診ていきます。

外転が100度、屈曲が120度ほどまで上がりました。

着実に角度が上がることを伝え完治までは3ヶ月ほどかかることを伝え施術は終了です。

施術2~5回目

前回と同様、外転は100度、屈曲120度をキープしています。

今回も「肩周りの神経の圧迫を取る」「肩の関節の硬さを取る」をコンセプトに施術を継続していきます。

週一回のペースで施術5回目が終わる頃には外転は140度、屈曲は170度ほどになっていました。

大分正常値に近づいてきました。

日常生活で肩を捻った時の痛みなども感じなくなったそうです。

四十肩、五十肩はこの様に確実に改善してきます。

施術6~8回目

8回目が終わる頃には屈曲は180度、外転170度まで上がる様になりました。

肩を上げた時の痛みもない。

ここまでくれば後は日常でセルフケアを続ければ完全に完治すると伝え施術は一旦終了です。

当院では四十肩や五十肩に対して「神経の圧迫を取る」→「肩の関節のズレを取る」このステップを踏むことで確実に改善、完治まで導きます。

この方法はRMTという施術を使うことで実現しています。

「自然治癒しかないと言われる様な疾患に施術の可能性を感じて頂きたい」「魔法の様な効果を出せる施術があることを知って頂きたい」この様な想いで記事を書きました。

四十肩や五十肩、肩の痛みで悩んでいる方は当院にお任せください。

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