足首を捻挫してから膝まで痛む。捻挫の原因は膝にあった。

改善事例

30代 大田区から来院。

子供のオスグッドが当院で完治したことがきっかけで来院。

今回はサッカー中に右足首を捻った。

捻挫の腫れ自体は3日ほどで治ったが、足首の硬さが取れない。

また右足首を外や内に動かす動き、いわゆる内反と外反で痛み。

足首を痛めた後から膝も痛みだし、だんだん膝が伸びきらなくなってきた。

近くの接骨院で鍼灸施術も受けるも膝が伸びきらない。

施術1回目

まず足首の動きを診ていきます。

足首を外と内側に捻ると強い痛み。足首を伸ばす、曲げるは大丈夫でした。

膝は伸ばすと強い突っ張り間。伸ばしても痛い。

そもそも膝が伸びきらないと足首にも負担がかかると判断。経験上、膝周りに問題があると足首に問題が出るケースも多いです。

「膝を曲げさせている原因の解消」「捻挫で痛めた足首の靭帯を回復」をコンセプトに施術を開始。

まずは膝を伸ばしていきます。膝を曲げさせる原因は膝周りの靭帯や、太ももの筋膜のコリです。

膝周りのコリを引き伸ばすように調整していきます。

後は膝の深い部分の靭帯や関節も関係しますの施術で整復していきます。

整復とは関節を正しい位置に戻すことです。だいぶ膝が伸びてきた。

患者さん本人も「両膝同じくらいに伸びている気がする」とのこと。

次に足首を調整していきます。足首は太もも周りとも強い繋がりがあります。

経験上、施術する順番は上の関節から施術していかないと効果が出づらいです。

だから今回は先に膝の施術を行い足首の施術を行いました。効果を最大限出せるようにこだわっています。

足首は捻挫した靭帯がまだ治り切ってないと判断しました。

一般的には靭帯が伸びて捻挫すると言われていますが、逆なのです。

もともと柔軟性を失っていた靭帯に強い衝撃が加わることで更に靭帯が固くなり捻挫を発症します。

つまり捻挫をすると更に靭帯は固まってしまうということ。

この靭帯の固さを丁寧に施術で取っていきます。足首を無理に動かすと痛みが出る場合は動かしても痛みが出ない様に施術していきます。

動かした時に伸ばされるようなストレッチ感なら良いですが、鋭い痛みや強い突っ張り間を感じるケースは逆効果です。

鋭い痛みを施術で全て取り除いていきます。

足首を調整しグイッと捻る動きをしても痛みは出ない。

立って確認していきます。まず「普通に歩ける」膝が伸びないと普通の歩行は困難になります。

普通に歩けないと様々な部分に支障をきたすのです。

足首も自分の力でグイッと力を入れても大丈夫になりました。

今回の施術は一旦終了です。

捻挫は一度なると良く癖になると言われますが、それは捻挫した時に痛めた靭帯が治り切っていないのです。

靭帯の固さが取れると捻挫はかなり再発しづらくなります。

当院ではRMTという施術方を使うことで捻挫も非常に得意としております。

捻挫や膝の痛みは当院にお任せください。

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