デスクワーク中の首の痛みはストレートネックが原因ではなかった。

改善事例

頸椎ヘルニアについて

20代。 大田区から来院。

1ヶ月ほど前からデスクワーク中の首の痛みが気になる。

特に首を下に向けるとかなり痛む。

ネットなどで色々調べるとストレートネックが原因かも?と思い整形外科を受診。

特に以上は見られないと診断を受ける。

痛みが取れないのでネットで見つけた当院に来院。

施術1回目

首の動きを確認します。

首を下に向けると引っかかる感じがある。後ろや横の動きは問題がない。

痛みが出ているのは首全体。首自体を触っても特に痛みはない。

肝心のストレートネックですが、当院の見立てだと特段ストレートネックだとは感じませんでした。

これは首だけでの問題ではないと判断。

首を下に向けるのはいわゆる体幹を丸める動きです。

体幹を丸めるためには、首以外にも体幹や足なども使います。

体幹や足の動きを診ていきます。すると足、特に股関節の動きが悪い、股関節と首は密接な繋がりがあります。

またデスクワークは常に座っている体勢ですので股関節は常に曲がっている状態です。

股関節が上手く曲がらないと首にも支障をきたすという訳です。

首+股関節が痛みの原因だと考えました。

股関節を調整→首を調整→股関節を調整→首を調整→股関節を調整→首を調整

今までの蓄積があった為、かなり入念に調整しました。

施術後は首を前に倒した時のつまり間が取れている。

今回はストレートネックが原因ではなかったですがストレートネックが原因の場合は別の方法で施術する必要があります。

ストレートネックは骨の異常と一般的には言われていますが当院ではそうは考えていません。

骨は筋肉や筋膜が動くことで動きます。骨自体は背骨の側湾症の様によほど飛び出たり変形したりしない限りは体を変形させる力はないと考えます。

ストレートネックも骨が原因とは判断しません。

ストレートネックは筋膜や筋肉のコリが原因になっていると考えています。

施術2~3回目

デスクワークをしても首に痛みは出ない。

股関節の動きも大分良くなりなしました。

前回に引き続き、首+股関節の調整。

肋骨周りも首とはかなり関係しますの肋骨周りも調整します。

肋骨周りはデスクワークでかなり負担がかかりますので、調整されると気持ちが良いと感じる方も多いです。

首+股関節の問題が取れたので施術は一旦終了です。

ですがデスクワークは心身ともに負担もかかりますの1〜1ヶ月半に1回のメンテナンスを指導しました。

メンテナンスをしておくと身体の血行も良くなり様々な良い影響があります。

身体は一生付き合っていくものです。

「身体に異常をきたすと全てに異常をきたす」と言っても過言ではないかと思います。

当院では痛みが取れた後も歯と同じで定期的なメンテナンスをお勧めしております。

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