60代男性 大田区から来院。
膝の痛みを25年前から発症。
整形外科で変形性膝関節症と診断される。
様々な医療機関、接骨院や鍼灸に行ったが改善せず。
ゴルフ中や歩行時に特に痛みが強い。
奥さんの紹介で来院。
施術1回目
両方の膝が痛む。
特に膝を曲げた時に痛い。膝のお皿の動きを触診で観察するとかなり動きが悪い。
というかどの方向に膝のお皿を動かしても痛む。
膝のお皿の動きの悪さが痛みの原因になっていると判断しました。
施術のコンセプトは「とにかく膝のお皿の動きを良くする」ここを目標に施術を開始することにしました。
膝のお皿の動きには膝周りの靭帯や膝下についている脂肪体、関節など膝のあらゆる組織が関係します。
また施術の方法も大切ですが当院では施術する順番にもこだわっております。
例えば当院では様々な調整方法があるのですが、代表的な施術法としてストレッチがあります。
ストレッチ自体は一般的にもあるのですが、当院ではストレッチ時に気持ちよく伸びること、鋭い痛みが出ない様に施術します。
鋭い痛みが出た状態のストレッチは逆効果になるかもしれませんし、経験上かなり効果が弱いです。
ストレッチ一つ取っても効果を最大限出せる様に施術しております。
ストレッチも織り交ぜながら膝周りの靭帯や脂肪体を入念に調整していきます。
また長年の痛みは関節の硬さも関与します。
関節の硬さが痛みを引き起こすのです。関節は一度痛めてしまうと自然治癒しづらく長年の痛みの原因になる可能性が高いです。
関節の硬さにも直接アプローチしていきます。
一通りの施術が終わった後、膝のお皿の動きを確認します。施術前は膝のお皿を動かすと痛みが出ていたのですが、施術後は膝のお皿を動かしても痛みは出ない。
膝を曲げる動きでも施術前と比べて痛みは半分になりました。
これで施術1回目は終了です。
施術2~5回目
施術2回目も前回の施術後同様、1回目の施術前に比べると痛みは半分程度でした。
今回も前回と引き続き靭帯、脂肪体、関節へのアプローチをしていきます。
プラスで膝は体幹や太もも、ふくらはぎの筋膜や筋肉も関係しますので、筋膜や筋肉にも入念にアプローチしました。
長年の痛みなので全ての組織がかなり固まっている。ですので入念にアプローチする日強があります。
施術5回目が終わると痛みはほぼなくなっていました。
痛みがなくなっているので治療は一旦終了です。
ただゴルフを続けるために1ヶ月に1回の定期的なメンテナンスは必要という旨のお話しさせていただきました。
最後に当院が考えている変形性膝関節症の痛みの原因を少し補足します。
変形性膝関節症は進行性とされており骨の変形が痛みの原因になっていると言われます。
ですが当院では骨の変形は痛みにつながるとは考えておりません。
骨の変形があったとしても痛みを発症している原因が解消されれば痛みは今回のケースの様に解消出来るのです。
今までの臨床経験からもそれは明白です。
ですので骨の変形があると言われても諦めないで下さい。
膝の痛みは当院の得意分野でもあります。
当院では手術や安静にするしかないと言われる様な疾患でもRMTという施術法を使い改善、完治に導きます。
膝の痛みは当院にお任せください。