10代 大田区平和島から来院。
1ヶ月ほど前からボールを投げる動作で右の肘が痛む。
医療機関に行くと野球肘と診断。
以前、当院で野球肩が3回の施術で改善したので再診。

画像引用|投球肩障害と投球フォーム|リハビリ&スポーツblog
施術1回目
まずは「肘をどうすると痛むのか?」を確認していきます。
肘を曲げても伸ばしても右肘の内側部分、内側上顆と呼ばれる部分が痛い。
典型的な野球肘の症状です。
話を聞いていくと投げる体勢、上の画像の様な外旋位で肘が痛む。
投げる体制、外旋位にはもちろん肘も曲がる必要がありますが、肩も柔らかく動く必要があります。
外旋するのは肩ですので肩が動いていないと投げる時に、肘を始めとした様々な部分に負担がかかってしまうのです。
今回も肩が正常に動いていないことで肘に問題が発生したと判断しました。
肘の問題も取る必要があるが根本解決には肩の問題も取る必要があると考えました。
また腕や肘などの問題には肩の高さも重要な指針になります。
肩が力んでいるか?脱力しているか?
どちらかで全く治療方針も変わってきます。
今回は肩が脱力しすぎていたので正常に力める様に調整していきます。
今回は
⚪︎負担なく投球動作が取れる様になる。
⚪︎肘の曲げ伸ばしをブロックしている組織を正常化させる。
⚪︎肩を脱力させている原因を解消する。
この様なコンセプトで施術を開始することにしました。
まずは根本原因である肩から調整していきます。
肩の投球動作には様々な筋肉や関節、靭帯が関わっています。
また肩だけではなく肩甲骨、背中や腰などの体幹部分も関係してきます。
この体幹部分を特殊なポジションで調整し肩甲骨や体幹が正常に動ける様に調整します。
次に肩周りの筋膜や靭帯などの状態を確認しながら正常化させていきます。
この時点で投球動作を取っても肘の痛みはなくなりました。
次は肘の動きで痛みを出している原因を取り除いていきます。
肘の関節が特に痛みに関係していると判断しました。
肘関節を入念に調整していきます。
関節を調整すると肘を曲げ伸ばししても痛みがない。
これでどの動作でも肘の痛みは無くなりました。
ですが肩が正常に力むことが出来ないと肘の痛みを再発させる原因になります。
仕上げとして肩が力むことが出来る様に肩周りの神経に対してアピローチします。
神経アプローチが終わったので肩の高さを確認します。
施術前は痛みのない左肩に比べ右肩が脱力しすぎている、いわゆる肩が下がりすぎていましたが施術後は左右の肩の高さが揃っている。
肩の高さが揃っているとあらゆる痛みが出づらいのです。
これで1回目の施術は終了です。
施術2回目
前回の施術後から肘の痛みはなくなった。
施術1回での改善です。
今回は肘の痛みがないので痛みがぶり返さない様に全体のコンディショニングをしていきます。
当院では施術1回で改善することも珍しくありません。
もちろん改善するまでのスピードには個人差もあります。
ですが正しいアプローチを行うと痛みや痺れ、スポーツに関連する痛みは改善、完治します。
当院ではRMTという施術を使いスポーツに関連する痛みを始めとした不調に対応しております。
野球肘を始めとしたスポーツに関連する痛み、慢性的な痛み痺れは当院にお任せください。
ナイスボディー鍼灸治療院
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