足を着くと痛む足底筋膜炎。3回の施術で完治。

改善事例 足首・足・かかと 足底筋膜炎

モートン病について

50代 大田区平和島から来院。

1ヶ月ほど前から右足の裏が痛い。

朝起きて1歩目が特に痛い。

ランニングをした後から痛みが出てきた。

医療機関に行くと足底筋膜炎と診断される。

足底筋膜炎の治療で調べていたところ当院をネットで見つけ来院。

施術1回目

歩いてもらいながら右足の裏の状態を確認します。

歩くと踵から足底筋(土踏まず)と言われる部分に痛みがある。

話を聞くと朝起きた時の1歩目が一番痛い。

典型的な足底筋膜炎の症状です。

足底に痛みが出ている場合、足の裏をマッサージする、ストレッチするなどは絶対にNGです。

悪化する原因になります。

足底筋膜炎の痛みの原因は足の裏にはないからです。

結果的に足の裏が痛くなっているだけで足の裏に痛みの原因はありません。

他に根本的な原因があって足の裏に痛みが出ているのです。

これはどの疾患でも同じことが言えるのですが根本的な原因を解消せずして、患部を表面的にストレッチをしても悪化させてしまう要因になるのです。

また足底筋膜炎は炎症と名前にありますがこれは名ばかりなのです。生理学的に炎症は3日程度で治ります。

3日以上続く痛みは炎症が原因ではありません。

ですので今回の様な1ヶ月も続く足底筋膜炎というのは炎症が原因ではないのです。

では本当の原因は何か?

足首の動きを診てみると左足に比べて右足首の動きが硬い。

足首の硬さは様々な不調の原因になります。

今回の足首の硬さは靭帯からきている硬さでした。

この硬さが足の裏の痛みの原因になっていると考えました。

後は仰向けで寝てもらうと右足は膝が伸びきっていない。

右膝が少し曲っており外側に倒れています。

これは下半身の捻れがある証拠です。

根本的に足裏の痛みを解消するためには、この捻れを取り除く必要があります。

足の裏に症状が出ていたとしても、下半身全体が関わっていることもあり今回が正にそのケースです。

根本から痛みを取るために「下半身の捻れを取る」「足首の靭帯を正常化させる」をコンセプトに施術を開始します。

まずは下半身の捻れの肝である股関節の捻れを調整で取り除いていきます。

下半身の捻れは膝や足の関節も関わってきます。

膝と足の関節の捻れも正常化させていきます。

足首の可動性を上げるために足首の靭帯を調整し痛みを1度確認していきます。

立ってもらうと来院時10あった痛みが施術後は半分程度になっていました。

1回目の施術はこれで終了です。

施術2~3回目

前回施術前が半分程度だった痛みが最近は3~4割程度に感じる。

着実に改善していきます。

前回と同様「下半身の捻れを取る」「足首の靭帯を正常化させる」に加え今回は患部周りの調整も行っていきます。

基本的に足底筋膜炎などの足裏の痛みは足裏を直接マッサージなどはNGだと考えています。

今回は例外で「ランニングの際に足裏を強く打ちつけたことで患部が打撲している可能性がある」と考えました。

この場合は施術で打撲部分を解消する必要があります。

「打撲部分を正常化させる」をコンセプトに加え施術開始。

前回と同様下半身の捻れを調整し足首の靭帯を正常化させていきます。

更に今回は患部の調整をおこないます。

患部の打撲を正常化させていきます。

調整が終わり立って確認してもらうと痛みがほぼない。

3回目の施術が終わる頃には朝起きた時の痛みもなくなりました。

これで施術は終了です。

〇〇炎と付く疾患はたくさんあります。

肩関節周囲炎

上腕骨内側上顆炎

上腕骨外側上顆炎

CM関節炎

膝関節炎

あげればキリがない程、炎症が原因とされている疾患は多いのです。

ですが前述した様に3日以上経つ痛みは例え炎症と診断されたとしても炎症が原因である可能性は低いです。

当院ではRMTという施術を使い炎症が原因で安静しかないと言われる疾患も、安静を指示せずに施術によって改善、完治に導きます。

炎症と診断された痛みや痺れは当院にお任せください。

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