疲労骨折は施術で治る。
一般的に疲労骨折の痛みが取れるには安静しかないと言われています。
本当にそうでしょうか?
疲労骨折はレントゲンに映らない骨折と言われています。
そもそもレントゲンに映らない骨折とは何でしょうか?
もし骨が本当に折れているのであれば映らないのは何故か?
当院ではこの様な事実から疲労骨折に非常に懐疑的です。
また疲労骨折は再発しづらいと言われています。
それは本当の原因が解消されていないからではないでしょうか?
当院では疲労骨折と診断された痛みを実際に施術で解消してきています。
疲労骨折と診断された足などの痛みが施術で改善、完治できるのは今までの臨床経験から明白です。
当院ではスポーツに関連した痛み、俗に言うスポーツ障害と言われる患者さんがたくさんいらっしゃいます。
「疲労骨折と診断されてから3~5ヶ月ほど安静にしたが痛みが引かない」などの声も実際に耳にします。
成長期の大切な時期にスポーツを途中で中断するのは精神的にも負担になります。
当院で行っている疲労骨折の治療と一般的に言われている概要、当院の考え方などを下記で解説していきます。
この記事を読んで安静にしなくても施術で改善、完治することを知って頂きたいです。
疲労骨折の概要
一度には骨折が起こらない程度の外力が繰り返し加わった場合に生じる骨折です。
以前には軍隊の行軍訓練で足の中足骨に起こる(別名:行軍骨折)ことが有名でしたが、最近はスポーツの過度の練習によって起こることが多いとされています。
あらゆる年齢に発生しますが、筋力の発育や体力的な問題から成長期、特に15~6歳で最も多くみられるとされています。
一般的にはこの様に言われることが多いです。
これは上でも説明していますが、もし本当に骨折しているなら施術で痛みが取れることはありえません。
折れている骨を繋げるのは施術では不可能だからです。
施術は骨にアプローチする様な施術ではありません。
そもそも疲労骨折とされている痛みの原因は骨にはないのです。
人それぞれですが、筋膜に原因があるかもしれません。
骨膜にあるかもしれません。
関節にあるかもしれません。
靭帯にあるかもしれません。
はたまた別の組織に原因があるかもしれません。
当院では本当の原因を見つけ根本から疲労骨折を施術するので再発もしづらいのです。
疲労骨折の好発部位
・中足骨疲労骨折
中足骨(ちゅうそくこつ)は疲労骨折が最も好発する部位です。第3中足骨に起きやすいと言われています。
陸上競技、バスケットボール、バレーボール、サッカー、剣道、バレエなどで起きやすくなります。
第5中足骨疲労骨折は足の外側の痛みが特徴的で、ジョーンズ骨折(Jones 骨折)ともよばれており、近年増えていると報告されています。
・脛骨疲労骨折(すねの内側の痛み)
脛骨のひざに近い部分や足首に近い部分に好発する疲労骨折は走る競技で起きやすく、疾走型とよばれています。2~3ヶ月の局所安静と経過観察が必要で、比較的治りやすいと言われています。
脛骨の中央部分の疲労骨折はバスケットボール、バレーボールなどで見られ、跳躍型とよばれます。発生数は少ないものの、6ヶ月以上の局所安静でも治らない場合も多く、疼痛コントロール目的等で手術が選択されるケースもあり、難治性と言われています。
・腓骨疲労骨折腓骨(すねの外側の痛み)
腓骨のひざに近い部分で見られる疲労骨折はジャンプ動作の繰り返しで発生しやすく跳躍型とよばれます。足首に近い部分で見られる疲労骨折は走る競技で多いとされ、疾走型とよばれます。
いずれも1~2ヶ月の局所安静と経過観察が必要と考えられます。
・肋骨疲労骨折
肋骨の最も上にある第1肋骨の疲労骨折は腕をあげる動作が多いウエイトリフティングや剣道などで見られます。第2~9肋骨の疲労骨折は体の捻りを伴うスポーツで見られます。ゴルフや野球、ソフトボールのスイング動作などが代表されます。
以上が好発しやすい疲労骨折の例ですが、その他にも図に記したような部位で起きやすいとされています。
この様に疲労骨折は全身で起こるとされています。
またレントゲンに映る一般的な骨折は3ヶ月程度で治るとされています。
疲労骨折は6ヶ月経っても治らないとされています。
何故か?そもそも疲労骨折は骨に原因がないので安静にしても原因が解消されておらず、痛みが取れていないと考えます。
また疲労骨折は手術を提案されることもあります。
成長期の大切な時期に手術なんてしてしまったら後悔するかもしれません。
手術をすると最低でも6~12ヶ月の安静期間が必要になりますし場合によってはスポーツを辞めないといけないかもしれません。
当院では「安静や手術しかない疲労骨折と診断されて落ち込んでいる方の力になりたい」この様な想いで情報を発信し日々施術をしております。
一般的な疲労骨折の治療法
疲労骨折の基本的な治療法は、練習を含む運動を停止して安静にする。患部に負担をかけないようにする局所安静です。必要に応じて、松葉杖やギプス、サポーターやインソールを使用して患部の負担を減らし経過観察していきます。3~6ヶ月の安静を保つことで、大半のケースでは手術をせずに回復が見込まれます。ただし適切な処置を施さずに運動をしたり、放置したりしていると重症化する可能性があります。
脛骨跳躍型の疲労骨折や、第5中足骨の疲労骨折(ジョーンズ骨折)などの難治性の場合には手術が選択されることもあります。また、足の舟状骨、距骨、種子骨、第1中足骨なども高リスクの疲労骨折を起こす可能性のある部位であると考えられます。
上記の様に安静やテーピングなどの処置を指示されるのが一般的です。
当院では指示された期間
・安静にしていても痛みが取れなかった
・安静に痛みが取れてもまた直ぐに同じ部分が痛くなった
・疲労骨折の痛みが取れても別の部分が痛くなった
と訴えられる患者さんも来院されます。
いくら安静にしても根本の原因が解消されていないと本当の意味で治ったとは言い切れないかもしれません。
当院の疲労骨折の治療法
まず疲労骨折と言われたことは参考程度にして身体の状態を診ていきます。
先入観なしで身体を診ることで本当の原因が分かると言えます。
当院では「どこをどうすると痛いか?」を重要視しています。
足首を伸ばすと痛いのか?曲げると痛いのか?もしくは膝を伸ばすと痛むのか?痛みが出る動きは人それぞれです。
人によって行っているスポーツも違う、診断名は同じでも原因は違うと考えています。
原因に対して積極的に施術を行っていきます。
この様に考えることで安静を指示せずに痛みを取ることを可能にしています。
「身体の中がどうなっているか?」では施術の可能性を大きく狭めると考えます。
変形や骨折とされているものには安静しかないという先入観が生まれてしまうからです。
当院では安静や手術しかないとされている疾患でも施術で解消させています。
必ずしも常識とされていることが正しいとも限りません。
当院では常識やエビデンスではなく実際の臨床の経験を最重要視しています。
疲労骨折の手術
中足骨折(ジョーンズ骨折)と言われる疲労骨折は再発予防の為に手術を提案されることがあります。
手術を否定するわけではありませんが、成長期の骨が柔らかい時期にメスを入れてしまうと後々大変なことになるかもしれません。
手術をする前に一度当院の施術を受ける価値はあるかと思います。
施術を受けてみてから決断するでも遅くはないのではないでしょうか?
疲労骨折についてのまとめ
当院に実際に来院された患者さんで「骨は手術でしか治らない、今まで続けているスポーツは1~2年休むしかない」と言われて来院された患者さんがいます。
お子様も親御さんも相当がっかりされたそうです。私はそれを聞いて胸が痛くなりました。
小さい時から行うスポーツはもちろんお子様も努力されていますが、親御さんのサポートあってのものです。まさに二人三脚と言っても過言ではないかと思います。
お子さんの頑張る姿を見ながら親御さんも応援してきて、これからという時に1~2年安静を指示されるのは相当くるものがあるかと思います。スポーツを1〜2年休むというのは実質的な引退とも言えるからです。
頑張って取ったレギュラーを維持する為には1日でもスポーツを休むことは出来ないというのが本当のところだと思います。
私自身も腰の疲労骨折と診断され行っていたスポーツの安静を指示された経験があります。当時は相当落ち込んだものです。
ですので気持ちは痛いほど分かります。
疲労骨折の様な「安静しかないと言われる疾患が施術で治ることを知ってもらいたい」「施術の可能性を感じて頂きたい」この様な想いで日々臨床に励んでおります。
もちろん全ての疲労骨折を見たわけではありませんので断言は出来ません。ですが1度当院の施術を受けてみる価値はあるかと思います。
当院では疲労骨折を始めとする〇〇損傷、〇〇障害など安静しかないと言われる疾患に対してRMTという施術を使うことで安静を指示せずテーピングなどで固定しない施術によって積極的に改善、完治に導きます。
疲労骨折や〇〇損傷などスポーツに関連した痛みは当院にお任せ下さい。