有痛性外脛骨とは?
外脛骨とは足の内側にある余分な骨で、正常な人の15%程度に見られます。 痛みがなければ全く問題ありませんが、外脛骨が痛みを起こしてしまった状態を有痛性外脛骨と呼びます。 スポーツ活動や捻挫などの外傷をきっかけに痛みを起こすことがあり、小児、特に女性での発症が多く、成長期を終えると痛みが治まることが多いです。
小学生から中学生くらいの成長期のお子様に起こりやすいのが、この疾患の特徴です。
足の内側、土踏まずの上部当たりに痛みを感じたら有痛性外脛骨の可能性があります。
医療機関などにいくと安静を指示されたり手術をお勧めされることがあります。
ですが有痛性外脛骨は施術で治りますので安静や手術は不要です。
一般的な安静やインソール、テーピングなどは自然に治癒するのを待っているのです。
一般的な常識では有痛性外脛骨は治らない可能性がありますの下記で詳しく解説していきます。
まず身体の骨格は206個の骨から構成されています。
ただ骨格にも個人差があり稀に過剰骨と言われる余分な骨がある場合があります。
足で言うと外脛骨や三角骨などがあげられます。この外脛骨に痛みを感じてしまう症状を一般的には有痛性外脛骨と呼びます。
ですが実は骨には痛みを感じる組織いわゆる痛点がありません。
ですのでそもそも理論として矛盾があるのです。
原因
一般的には外脛骨が過剰骨として出ていることで足首が動くと、その過剰骨がぶつかり痛みが出ていると考えられています。
また有痛性外脛骨いわゆる過剰骨の原因として扁平足が上げられることも多いです、
ですが当院では扁平足は有痛性外脛骨の原因ではないと考えます。
何故なら扁平足ではない方でも有痛性外脛骨になる方も大勢いるからです。
それに扁平足が原因であれば扁平足の方全員、有痛性外脛骨になるはずです。
上記の様な理由から扁平足は原因ではなく、経験上むしろ関係ないと考えています。
また外脛骨が出っ張っているのが原因と言われますが、外脛骨が出っ張っていても痛みがない方も大勢いますので出っ張りすらも痛みの原因ではありません。
では何が原因なのか?
成長期は身長も大きく伸びていきます。
その際に骨には伸びる力が働きます。ですが運動などをしていると筋肉が鍛えられますので縮む力も働きます。
この骨が伸びる力と筋肉が縮む力がぶつかることで身体に歪みが生じ痛みの原因になるのです。
原因は外形骨の有無ではなく皮膚や筋膜に歪みが生じることで痛みが起きているのです。
上記はオスグッドやセーバー病などの他の成長痛の原因にも同じことが言えます。
治療
痛みの原因は外脛骨の有無ではありませんのでレントゲンなどは不要です。
外脛骨付近が痛ければどんな原因があろうと有痛性外脛骨と診断されます。
また疲労骨折と診断されても疲労骨折は骨折ではありませんのでレントゲンは不要と考えます。
当院では診断名を重視していません。
「どこをどうすると痛いのか?」が診断名より重要になります。
診断名がどうであれ施術の目標は痛みを治すことです。
有痛性外脛骨は施術で治ります。
安静を指示することなく最短1回完治です。
有痛性外脛骨は経験上、比較的簡単に治る疾患です。
まとめ
有痛性外脛骨は成長痛なので成長期が終わるまで待つしかないと言われることもあります。
ですが何年もスポーツを頑張ってきて成長期が終わるまでスポーツが出来ないのは酷なことだと思います。
有痛性外脛骨は施術で治ります。
その施術効果は最短1回完治です。
手術は必要ありません。
成長期の骨が柔らかい時期に手術なんてしてしまったら元の身体には絶対に戻りませんし、有痛性外脛骨の痛みの原因は患部にないケースも多いのです。
もし今現在、有痛性外脛骨で悩んでいる。安静にしても痛みが取れないなどのお悩みがありましたら一度セカンドオピニオンをお勧めいたします。
NICE BODY鍼灸 坂光
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