成長期のサッカー中に起こる踵痛の正体とは?

改善事例

アキレス腱炎について

10代前半 鶴見区から来院。

前回は1年ほど前に右足のセーバー病で来院。

今回は左足の踵の痛みで来院。

今回もセーバー病と類似する様な痛みで来院。

症状は

・足を踏み込むと痛い

・足の関節が背屈、いわゆる上に反らす動きで痛み、曲げる動き、屈曲でも痛み

・しゃがむと痛み

経験上、医療機関で診断を受けるとセーバー病と診断される痛みだと思います。

成長期に起こる踵周辺の痛みは医療機関で診断を受けるとセーバー病か有痛性外脛骨と診断を受けることが経験上多いです。

セーバー病や有痛性外脛骨と診断されると、テーピングで固定され安静を指示されることがほとんどです。

ですが安静にしても一時的に痛みは治まるかもしれませんが根本的に原因が解消される訳ではありません。

成長期に起こる痛みは人それぞれにはなりますが、明確に痛みの原因になっている部分があります。

その原因を解消しなければ電気や超音波を痛みが出てる部分に当てても、テーピングで固定しても、安静にしても痛みが本当の意味で解消されることはないと考えています。

施術1回目

右足に比べて左足の背屈と言われる動き、足首を反る動きが悪い。

左右共に股関節を曲げると詰まり感がある。

膝を伸ばすと痛み。

足全体が踵痛の原因になっていると仮定しました。

「足首の左右差をなくす」、「股関節の詰まり解消」、「膝を伸ばした時の痛みを取る」をコンセプトに施術開始。

特に太ももと足の関節に問題があることが検査で分かっていたので、太ももと足の関節を重点的に施術しました。

施術が終わると足首の左右差、股関節の詰まり、膝を伸ばした時の痛みはなくなりました。

立って荷重しても踵の痛みはなくなりました。

痛みは取れたので一緒施術終了です。

施術2回目

3日後に来院。

痛みが完全とは言わないものの、まあまあぶり返している感じでした。

ですが足首を下に曲げる動きは痛みがなくなっていました。

なので完全にぶり返している感じではない。

ですが、今回は前回とは違う方法で施術をする必要があると考えました。

痛みが出ているのは左ですが、足は骨盤で両足が繋がっています。

右足の股関節の動きが、かなり悪くなっていたので右股関節が左踵痛の原因になっていると思いました。

話を聞くと右足でかなりシュート練習をしていたとのこと。

それが右股関節の動きが悪くなったんだと思います。

今回は「右股関節の動きを良くする」をコンセプトに施術をしました。

右股関節周りを重点的に施術しました。

施術後は完全に痛みがなくなりました。

家で簡単に出来るセルフケアを指導し、施術は一旦終了です。

成長期の痛みは明確に原因を特定することが大切です。

逆に言えば明確に原因を特定すれば安静にすることなく、テーピングで固定することなく、スポーツを休むことがなく痛みは取れるものです。

運動を休むことは出来ない、大事な時期なので休みたくない、運動中、後に痛みがあるなど、スポーツに関連する痛み、スポーツ障害は当院にお任せ下さい。

一般的に安静が必要とされる疾患もRMTと言われる施術で改善、完治させます。

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