尻もちを付いてから咳をすると痛む腰痛。施術3回で改善。

改善事例 背中・腰 腰痛

股関節の痛みについて

80代 大田区大森から来院。

1週間前に階段を登ろうとしたところ足を滑らせて腰を強打する。

そこから咳をすると腰に響く。

腰の痛みで睡眠もままならない。

医療機関に行くと特に骨には異常がない。

以前当院で股関節痛が4回の施術で改善したため今回は再診での来院。

施術1回目

まず尻もちをついて打撲した部分の状態を確認します。

腫れ、熱感、皮膚の変色は認められない。

確かに骨には異常がなさそうです。

ただ腰は咳をしても痛いし、というか常に痛みがある。

当院では「どうすると痛むのか?」で基本的に痛みの原因を特定します。

ただ今回は常に痛む。

動きではなく「咳をする時に痛む」に注目して腰痛の原因を特定することにしました。

まず咳をする時には様々な組織や筋肉を使います。

咳をする時に使う組織や筋肉が正常に動いてないと推測しました。

これが咳をする際に腰に痛みが出る原因と考えました。

また尻もちを付いても正常に体が力めれば今回の様な腰痛に発展することはなかったと考えます。

そもそも体が正常に力むことが出来ない状態だったと判断しました。

体を力ますために使う筋肉と咳をする際に使う筋肉は共通しているものも多いのです。

ですので今回は

⚪︎咳をする時に使う筋肉や組織が正常に動ける様にする。

⚪︎体が力める様に体幹部分を正常化させる。

この2つをコンセプトに施術を行います。

まずは咳を正常に出来る様に呼吸に関する部分の調整を行います。

胸郭と呼ばれる肺を包んでいる部分が、柔軟に動けないと呼吸が正常に出来ません。

胸郭が柔軟に動く様に肋骨を整えます。

この時点で咳をしても痛みはない。

むしろ呼吸がすごくしやすい。

次に体幹部分の調整です。

ひとえに体幹と言っても様々な部分がありますが、今回は呼吸にも関わる首を重点的に調整しました。

施術が終わると常に痛みが出ていた腰が楽になった。

高齢の方ですと、蓄積された負担も大きいので施術の効果が出るまで時間差が出る場合もあります。

1回目の施術はこれで終了です。

施術2~3回目

「前回の施術から眠れる様になった」

腰の痛みも大分マシとのことでした。

前回と同じ様に呼吸に関する部分や体幹部分を正常化させていきます。

施術3回が終わる頃には腰の痛みはほぼ無くなりました。

70歳を超える方ですと打撲などの衝撃でこの様な痛みが出るケースがあります。

ですが痛みが出ている原因に適切にアプローチすることで短期間で改善させることも十分に可能なのです。

当院ではRMTという施術を使い腰痛を始めとした「腰が曲がってきて腰痛が出る」「腰が曲がってきて歩きづらい」この様な加齢が原因とされている疾患にも対応しております。

当院の施術では曲がってきた腰すらもある程度伸ばすことを可能にしております。

⚪︎腰の痛み

⚪︎腰が曲がってきて腰痛が出る

⚪︎腰が曲がってきて歩きづらい

などのお悩みは当院にお任せください。

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