20代 東京荒川区から来院。
両足の三角骨障害がバレエ中2ヶ月ほど前から痛む。
三角骨自体は10年前からあることが医療機関での診断で分かっていた。
痛みが出る時期と出ない時期を繰り返している。
今回は整形外科、接骨院に通院するが改善せず。
ネットで当院を見つけ来院。
施術1回目
詳しく状態を診ていきます。
両足首のアキレス腱部分に痛みが出てている。
つま先立ちをすると特に痛む。
典型的な三角骨障害の症状です。
最初に少し補足しますが、当院ではそもそも三角骨障害と診断されていたとしても三角骨が原因だとは考えません。
何故なら骨には痛みを感じる神経や痛点がないからです。
もちろん全ての三角骨障害を診たわけではありませんので断言は出来ませんが、痛みを出している組織は骨ではないと考えています。
痛みを感じる神経や痛点があるのは筋膜や皮膚などの表面の組織なのです。
今回のケースも三角骨自体に痛みがある訳ではない。
三角骨が痛みの原因ではないと判断しました。
痛みが出ているアキレス腱部分を診てみると圧痛がある。
アキレス腱自体の問題が圧痛と痛みを作っている原因だと推測しました。
アキレス腱の圧痛を作っている原因を検査で特定していきます。
すると
⚪︎両股関節を曲げると強い詰まり感が出る。
⚪︎股関節を外に開くと抵抗がある。
⚪︎膝のお皿を動かすと痛みが出る。
この様な状態であることが分かりました。
アキレス腱自体にも問題があるが根本原因には股関節や膝関節が絡んでいることが分かりました。
この様なケースはアキレス腱の圧痛と問題を取り除けば痛みはすぐに取ることが出来ます。
ですが根本原因である股関節と膝関節の問題を解消しなければ必ず痛みが再発してしまうのです。
ですので今回は
⚪︎股関節の硬さを取りを正常な可動域に戻す。
⚪︎膝のお皿が正常に動ける様にする。
⚪︎アキレス腱自体の問題を取り除き圧痛を正常化させる。
この様な施術コンセプトで施術を行なっていきます。
まずは股関節の可動域が正常になる様に調整していきます。
股関節には様々な筋肉や靭帯がついています。
今回は股関節の中でも特に靭帯部分に負担が蓄積していました。
靭帯部分がボコボコとコリの様に硬くなっていました。
このコリを一気に正常化させボコボコ感を取り除いていきます。
膝関節も筋膜や靭帯など様々な組織を正常化させていきます。
この時点でアキレス腱の圧痛を確認すると圧痛がほぼない。
アキレス腱自体も正常に滑走する様に調整します。
立ってトゥシューズを履いてつま先立ちをしてもらうと痛みはほぼない。
これで1回目の施術は終了です。
施術2~3回目
前回の施術前に10割痛みがあったとすると痛みが2~3割になった。
今回も股関節、膝関節、アキレス腱を正常化させていきます。
3回目の施術は終わる頃には痛みが完全に無くなりました。
三角骨障害と診断されると医療機関では、三角骨を手術で取るしかないと診断されることが多いと思います。
ですが手術をしてしまうと皮膚を切る前の状態には絶対に戻りません。
手術をした後で後悔したという話も実際に聞きます。
当院では三角骨障害と診断されたとしても、診断内容とは別の視点で原因を考えます。
「手術しかないと言われた痛みや痺れが改善する」この様なことは当院では日常的に起こっています。
手術をする前に当院の施術を受ける価値があると考えています。
当院ではRMTという施術を使い三角骨障害を始めとした手術しかないと言われる様な疾患にも対応しております。
三角骨障害を始めとするスポーツに関連する痛みは当院にお任せください。